「本当ですか?」は禁句

「本当ですか?」は禁句

「本当ですか?」は禁句

 

占いには、「○○をしてください」というアドバイスはありません。

 

「じゃあ、私はどうすればいいんですか」という質問が最後に出てきたら、占い師さんはがっかりします。つまり、通じなかったのです。言っていることが通じたら、するべきことは自動的にわかります。

 

相談者は、下り坂から上り坂に変わる分岐点で、必ず占い師さんを訪ねています。占い師さんは、「あなたは今、下り坂まっしぐらですよ」と、二コニコ笑いながら言ってくれます。

 

これが友達に相談するのと違うところです。暗いことを暗く言うと、よけいに暗くなります。暗い事態の時ほど、二コニコ言わなければいけません。友達の場合は、一緒になって暗くならないと、「友達に対する思いやりがない」と言われます。占い師さんは、この状況で二コニコ笑いながら言うのです。それは占い師さんの力です。

 

 

今、自分が分岐点にいることを受け入れられない人は、占い師さんに「下り坂一直線です」と言われても、「本当ですか?」と、なかなか聞き入れられません。こういう人は、冒頭の5分で話が終わってしまいます。残り25分は、まったく何も頭に入りません。そこで止まっているのです。

 

占い師さんも、「仕方ないな。これはこれ以上通らない」と寂しく思います。いわば、詰まっている状態です。

 

自分のやっていたことがわかった瞬間に、何をすべきかがわかります。本当に理解できれば、「私は何をすればいいんですか」という質問は出ないのです。

 

占い師さんは、「現状はこうなっている」というレントゲン写真を撮っています。肺に影がある、胃に潰瘍がある、ここは虫歯だとわかるのと同じです。

 

それに対して、どう行動を変えるかです。行動を変えることで、人生はハッピーな方向に向かいます。

 

現状把握できるかどうかで、ほとんど勝負あったです。現状を受け入れることができた人は、必ず行動が変わります。

 

 

「先生かおっしゃることはわかるんですけれども、じゃ、何をやればいいんですか」という質問は、出てこないのです。

 

よくある質問は、「一番にやるべきことはなんですか」という質問です。

 

「一番」も何もありません。現状を受け入れたら、やることは自動的に決まります。「あなたは今、線路に落ちています。電車も来ています」という時に、「今、私は何からやればいいですか」という質問は、ありえないのです。

 

まずは素直にアドバイスを受け入れることです。「一番」という発想が浮かぶのは、自分の状況を理解できていないからです。だから、「線路に落ちている」と言われても、「いえ、そんなことはありません」と言うのです。

 

占い師さんには、今まで聞いたことのない、やや耳が痛いことを言われます。それは、友達からは出てこない視点からくるのです。素直に受け入れた時、自動的に今すべき行動がわかります。

 

占いを活かすポイント

 

  • 言われたことを受け入れて行動に移す

 

 

「縁と使命の違い」につづく >>