アドバイスはきちんと受け入れる
占い師さんは、相談者がアドバイスを受け入れてくれないことが一番つらいといいます。
線路に落ちた人がみすみす電車に轢かれるのを見なければならないのは、アドバイスをする側、つまり占い師さんです。
心配するのはいつも占い師さんなんです。つまり、アドバイスをする側でなければ、誰のことも心配しなくていいのです。
相談者は「線路に落ちているよ」と言われても、「大丈夫。自分はそんなことをしていないから」と考えれば心配しなくていいのです。
アドバイスをする側は、相手が聞いてくれないと、悲しい思いをします。
占い師でない人は、占いを受ける側として聞くことが大切になります。
占い師でない人は、占いをする立場で考えなくてもいいので、占い師さんが受け入れてもらえなかった気持ちを理解することができないと思います。
占い師さんは、アドバイスをしたことが無視されて、信じてもらえない場合、相手を助けられない悲しみを背負って生きていきます。
極端な言い方をすると、占い師さんの持つ能力は、悲しみに満ちているともいえます。
本当に実力のある占い師さんは、出会った瞬間から、相談者のさまざまな別れや死までも見抜けてしまうのです。
便利と思うかもしれませんが、当の本人にしてみれば、こんなにつらい職業はありません。
助けるためにアドバイスしたところで、受け入れられない限り、その人を幸せにできないのですからね。
その能力をみんなの幸せのために使おうとしているのです。
そのアドバイスを受け入れないのは、とてももったいないことなのです。
占い師さんを、うらやましいと感じて何もしないでいるうちは、アドバイスを活かすことはできません。
アドバイスを実行して幸せになるのは自分自身の役目ですからね。
占いを活かすポイント
- 占い師さんを疑わない