疑っていることも見抜かれている
占い師さんに対する信頼感には、
①信じている
②心を開いている
という2通りの要素があります。
自分が心を開いていなければ、信頼しているとは言えません。占い師さんは、最初に信じられているかどうかを見抜いています。占い師さんは、「この人の信じる度は何十%で、心開き度は何十%」と、見抜いています。
それに合わせて答え方を変えています。一番お得なのは、信じる度100%、心開き度100%です。
お寿司屋さんで例えるとすると、いいネタを惜しげもなく提供してくれる感じになります。初めから心を開いていないと、占い師さんは、30分の間に、相談者がどのくらい自分のことを「信じる」のか、「心を開く」のか、というところにエネルギーを使わなければなりません。占い師さんとしてはアドバイスをするところにエネルギーを注ぎたいのにです。
相談者の心が開かないと、言葉は通りません。マッサージも、「このマッサージ、どうかな」と思っていると効かないのです。
占い師さんの問題ではなく、相談者の問題です。
信じていない占い師さんのところに、行かないことです。「怪しいな。うさんくさいな」と思った瞬間に、心が閉じてしまいます。信じてもらうために心を開く」という余分な作業をしなければならないのです。
信じないと協力してもらえない
いろいろな占い師さんをまわっている人は、常に探ろう探ろうとしています。それは当然バレています。「うさんくさいな」と思ったことも、バレています。相手は占い師ですから、相談者の頭の中で考えたことは全部見抜かれているのです。
見抜かれることを「怖い」と感じるのは、信じていないからです。恥ずかしいと思うのは、自分をさらけ出さないで、見せてないところが残っているからです。
どこが恥ずかしいかが相手にバレなければ、恥ずかしくありません。つまり、全部隠すか、全部見せるかです。
人間関係も全部見られると、ラクです。以前、霊視の先生に霊視で家の冷蔵庫をあけられて、「うわー、ワンちゃんのものばかりですね」と言われました。私の冷蔵庫ではなく、犬の冷蔵庫なのです。「犬の冷蔵庫に、ちょこっと私のも入れさせてね」という感じです。冷蔵庫の中まで霊視されてしまったら、あとはラクチンです。
「プライバシーにはできるだけ踏み込まないようにしているんですけど、ちょっと見せていただきます」と言われたら、どうしようもありません。「今、見られているかな」と感じていることもバレています。ここまでいくと、もうラクなのです。
手の出し方でわかる
手相は、手の出し方で「勝負あった」です。
「拝見しましょうか」と言われて、何も考えないでズバッと出せる人は、心を開いています。
ところが、フワッと出して、「どちらの手からですか」と聞く人は、けっこうブロックがかかっているのです。まず、それを取り除かなければなりません。
占い師さんは、ブロックを取り除くためにエネルギーを使います。そのために10分を使ってしまうのは、もったいないです。その10分でもっと深い話が聞けるのです。
「なかなか慎重な方ですね」と言うのは、手相ではなく、手の出し方を見て言われるのです。
占い師さんには、相談者になんでもズバズバ言つてほしいのです。ブロックのかかった状態では何も言ってくれなくなります。慎重な人がズバッと言われると、へこんでしまって、あとの話を聞けなくなるのです。
心が開いていないと、何を言われても頭に入りません。ブロックがかかって、「そんなことはない」と拒絶してしまうのです。遠慮なく言えることで、良いアドバイスをしてもらえるのです。
占いを活かすポイント
- 何かを隠しても無駄