運命は1本道ではありません

運命は1本道ではありません

運命は1本道ではありません

 

「本当のところ、運命は、あるの?ないの?」と質問する人は、もし運命が決まっているとするならば、いくら努力してもムダだと考える傾向にあります。

 

運命は変えられないものと見ているので、頭の中では常に1本の道だと思い込んでいるのです。

 

でも運命とは、枝分かれする道なのです。

 

枝分かれした道全部が運命です。

 

今日1日だけでも、運命の枝分かれを何万回という単位でしています。

 

「しようか、やらないか、次回にしようか」と悩んでいることを、「よし、やってしまおう」と思ったその時に、その人は、やる運命へと動いていったのです。

 

授業中に手を挙げようか、挙げまいか、その先には違う運命が待っています。

 

全部がその人の運命です。

 

神様のシナリオは、1人1人の運命を実に細かく、よくつくっています。

 

「明日までに、○○の方向に行けば出会い運がある。運気が強くなる」と言われた人で、明日旅行する人と半年後に旅行する人の運命は、もう枝分かれしています。

 

どちらも、運命です。

 

1本の道ではないのです。

 

 

こんな仕組みは神様しかつくれません。

 

「今日は予定があったけど、キャンセルしてアドバイス通りにする」と言うのも運命です。

 

「今日は友達と映画に行く約束をしていたから、また今度にしよう」と言う人もいます。

 

「友達と映画を見に行く約束をしていたけど、友達と一緒にやってみた」と言う人もいます。

 

いずれも運命が変わったわけではありません。

 

行動する運命の技分かれに入ったのです。

 

人った時点で、別の運命にどんどん変わっていきます。

 

誰もが毎日無限の選択肢の中にいるのです。

 

「ゆっくり行っても、早く行っても乗る新幹線は1本だけ」というわけではないのです。

 

今は「新幹線」の本数もふえて、3分後には次が発車します。

 

「ここで急がなくてもいいや」とモタモタして、3分後の「新幹線」になるかどうかで、先の人生は変わってきます。

 

今乗れる「新幹線」なら時間どおりに到着するのに、3分後の「新幹線」は事故があって遅れることもあります。

 

遅れたとしても、仕事に間に合うこともあります。

 

でも、今乗れる「のぞみ」で1時間早く着けば、近所のお寺にお参りに行けます。

 

お参りしたいお寺がなかなか見つけられないこともあります。

 

ウロウロ迷っているうちに、面白いお店を見つけます。

 

「面白いお店を見つけたんです」と人に話すことで、「そこ、面白いね。今度連れていってよ」という形で出会いが生まれることもあります。

 

運命の枝分かれは、3分前の「新幹線」に乗ったからなのです。

 

 

占いを活かすポイント

 

  • いつでも分かれ道にいることに、気づこう

 

 

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