「2 女教皇」
キーワード 「英知と理性の女神」
2 女教皇(THE HIGH PRIESTESS)のストーリー
どのくらい歩いただろうか。
TAROは、疲れ果て、無性にノドが乾いてきた。
そのとき、目の前に大きな城がそびえ立っていた。
TAROが重そうな扉をノックすると、中から女教皇が微笑みかけてきた。
「遠慮はいりませんよ。こちらで休んでお行きなさい。」
TAROは、その知的な美しさにひかれ、彼女の元で勉強することにした。
が、彼の甘えた考えは吹き飛ばされた。
「世の中を生き抜くためには、知恵や教養、冷静な判断力が必要なのですよ」と厳しく教えられたのだ。
TAROは、そんな女教皇に秘かにプラトニックな愛を感じながらも再び旅に出た。
「正位置」の意味
恋愛
- プラトニックラブ。
- 静かに燃える2人。
- 感情を抑えた恋。
- 手紙や電話によるコミュニケーション。
- ウイットのある会話を楽しむ。
- 品行方正。
- 礼儀正しい2人。
結婚
- 思いやりがあり、尊重し合う2人。
- 静かな愛のかたちを守る。
- 共通の研究や趣味を育てる。
- 教育熱心な家庭。
- 良識的判断で幸福をつかむ。
- 紹介吉。
仕事と学問
- インテリジェンスを生かす。
- 資格やキャリアを重視する仕事全般。
- 教育、評論、文学、医学、分析、研究などに適性有り。
- 予習復習で能率アップ。
健康と美容
- ナチュラル感覚の食事やメイク。
- 瞑想や読書でリフレッシュ。
- 石けんやシャンプーの香り。
- 清楚。
その他
- 独身主義的傾向あり。
- 教養を身につけている。
- 冷静で適切なアドバイスができる人。
- 頭脳的作戦で効を奏す。
「逆位置」の意味
恋愛
- 冷たい印象の人。
- 気分屋でヒステリック。
- 潔癖すぎて神経質。
- 相手の欠点が許せない。
- 好き嫌いの激しいタイプ。
- 偏見や独断に満ちた恋人。
- 遂げられない恋。
結婚
- 相手よりも家柄や条件にこだわる。
- 理解し合えない夫婦。
- 誤解がもとで大ゲンカに。
- 姑や相手の家族と合わない。
- 冷えた家庭。
- ののしり合う2人。
仕事と学問
- 知ったかぶりをして嫌われる。
- 集中力不足。
- 仕事や勉強が身につかない。
- 知的業務に向かない。
- 仲間をいじめるか、いじめられる。
- 努力不足。
健康と美容
- 対人恐怖症。
- ストレスからくる胃炎。
- 冷え性。
- 低血圧。
- 顔色が悪い。
- 体力の低下。
- 色彩感覚がない。
その他
- 栄養失調。
- 人の悪口をいう。
- 自分を失う。
- 視野が狭い。
- 自分の都合のよい剣張をする。
- ノイローゼ。
- 未熟。