スプレッドの目的と特徴
ラバーズブリッジ法や古代ケルト十字法は、過去から未来に関しての時の移り変わり、それに順ずる人間の心の変化、状況の変化をおもに見ていきます。
それに対して、どうしたらよいかという「対策」そして、最終結果を見るわけです。
つまり、「好きな人が自分をどう思っているか」とか、「2人はこの先どうなるか」などという恋のゆくえです。
しかし、古代ヶルト十字法は、恋愛問題ばかりではありません。
「会社の上司は自分のことをどのように見ているか」とか「認められるにはどうしたらよいか」とか、「この商品は売れるか」とか「業績を上げるためにはどうしたらよいか」etc。
非常に応用範囲が広いので一番よく使われるスプレッドといっても過言ではないでしょう。
けれども占うテーマを決めるのは、あなたです。
まずテーマを作らなければ、カードは適切な答えは出してくれません。
次に、スリーロッツ法(3つの運命)の場合は三者選択法ですから、AとBとCの中からどれがよいかを見るものです。
この場合もあなたが、迷っていること、はっきりさせたいこと、いろいろな事柄の中から一つを選ばねばならないことに対して、占うテーマを作るのです。
たとえば、「好きな人にどうやって気持ちを伝えたらよいか」という場合、①手紙、②電話、③直接告白というようにテーマを決め、その中から自分のとるべき手段を選びます。
その場合、カードの意味によって「なぜ、そのような答えが出たのか?」とか「その原因は何か?」とかよくするためにはどうすればよいかといった対策も、何気なく並べられたカードの中に答えが潜んでいます。
そして次に、「好きな人は一体どんな人?」あるいは「今どんな状態?」などという質問に対しては、ホロスコープ法で占うのがよいのです。
いずれも目的に合ったテーマを作り、スプレッド(展開)することが大切です。