ワンオラクル法のやり方
基本的にタロットカードを扱うときは、トランプのように切らないでください。
1枚引き用に持ち歩くときは、ポケットあるいはカバンにしまう前に左手で3つにカットするぐらいにしてください。
左手で1枚、22枚のカードの中から抜くときにどの辺に何のカードがあるのかがわからなければよいのです。
1枚引きは占いたいテーマを決めて、22枚のカードを右手に持ち、その中から1枚、ピンときだカードを必ず左手で引くだけの単純な方法です。
たとえば友人と待ち合わせをしたけれども、なかなかこない、どうしちやったんだろうというときにポケットの中のカードに手を伸ばします。
そしてカードを1枚引き、そのカードが吊られた男なら「残業でつかまってるのかな」とか、戦車なら「急いでこちらへ向かっている」とか、カードからうけるインスピレーションを、一つの判断の材料にしていくのです。
ワンオラクル法の3種類のやり方
その①
カードの絵柄を下にした1組のカードをあなたがよいと思うまで左手でカットし、また1つにまとめます。
左手でそのまとめたカードを横にくずし、その上に左手をかざし、ピピッとひらめいたカードを1枚引きます。
その②
あらかじめ適当にカットしておいたカードをバッグやポケットに入れておきます。
そして、占いたいテーマがあるときに、占いたいことを念じ、カードにテーマを与え、手さぐりで1枚、引き出します。
その③
適当にカットが終わったら、カードをテーブルなどの上に置き、カードに占いたいことを念じテーマを与え、左手でカードの上から一部を持ち上げ、手に持っているカードの内側のカードを見ます。
①、②、③のどの方法を選ぶかは、あなたのインスピレーションで決めてください。
それぞれの場面ごとのカードの意味
何を食べよう、何を着ようなど、日常生活の中には、占いのテーマがたくさんあります。
そして、その中から1つのテーマを決め、テーマが決まったらワンオラクル法でカードを1枚引きます。
1枚引いたら、次の項目から紹介する「それぞれの場面ごとのカードの意味」を参考にして、そのカードの出ているところ(項目)を見ます。
たとえば、どこへ行こうか迷ったときに
「それぞれの場面ごとのカードの意味」の中の「行き先に困ったときのワンオラクル」の項目を見ます。
そして、1枚引きしたカードがマジシャン(魔術師)だったら、マジシャンの項目を参考にしながら、結論を出しましょう。
なお、ワンオラクル法ではカードの正位置、逆位置の意味は特に考えません。
この占いは基本的に迷ったときに行うべきで、決して、試しに1枚引いてみようなどと遊び半分に行ってはいけません。