ワンオラクル法について

ワンオラクル法について

ワンオラクル法とは

 

このワンオラクル法は、正に常識を打ち破ったタロット占法の異端児的存在といえるでしょう。

 

いつ、どんなところでも「困ったときにはワンオラクル」です。

 

この占い法はベストな方法、ラッキーな方法がカードを1枚引くだけでわかるというもの。

 

ところが、何しろたった1枚のカードからインスピレーションを働かせなければいけませんから、ちょっと高度なテクニックが必要……。

 

それに加えて、臨機応変、ケースバイケースといった柔軟さも必要になってきます。

 

そこで、後述する「それぞれの場面ごとのカードの意味」が行動のヒントになってきます。

 

つまり、あなたが引いた1枚のカードから何かを決断するとき、「それぞれの場面ごとのカードの意味」があなたのお手伝いをしてくれます。

 

このワンオクラル法は読み間違えさえしなければ、恐しく当たる占法です。

 

そして、だんだんとあなたの潜在意識とカードの出方の関連性を読みとれるようになれば、もう、あなたは歩くタイムマシーンです。

 

過去や未来があなたの潜在意識を通し、手にとるようにわかって来るのです。

 

このワンオラクル法は、実力のある占い師さんも使っているテクニックです。

 

あなたもプロの技を盗んで、秘密の能力を身につけましょう。

 

ワンオラクル法をするときのアドバイス

 

1枚引きは、どんなときに、また、どのような場合に占うかについてお教えしましょう。

 

基本的には疑問・迷い・選択などの判断に困ったときに使う占い方です。

 

つまり夕ロットカード自体が、常にあなたの相談役だと思ってもらえばよいでしょう。

 

そして占うときは、時と場所を問いません。

 

電車の中、レストラン、仕事中でもデート中でも、カードを1枚引くことができる状況であれば、どこでもかまいません。

 

占いたいテーマがあるときに、ワンオラクル(1枚引き)することによって瞬時にその迷いや疑問、選択を解決してしまうための占い方なのです。

 

後述する「それぞれの場面ごとのカードの意味」はいくつかの項目がありますけれども、慣れてくれば(カードを自由にリーディングできるようになれば)、自分で自由に項目を作って占うことができます。

 

ただし、1枚目のカードが気にいらないからといって、続けて2枚も3枚も引いてはいけません。

 

これはタロット占いの鉄則、つまりタブーともいえることです。

 

タロット占いは遊びではありません。

 

ふざけ半分に行わないことです。

 

タロットは神秘のカードであり、とても神聖なものです。

 

深刻になる必要はありませんが、あなたがカードにテーマを与え、そして無造作に引いた1枚のカードは様々なことを表現しています。

 

いわば潜在意識からのメッセージなのです。

 

それをあなたは、じっくりと読み取らねばなりません。

 

といっても決して観念的になってはいけません。

 

ラバースが出たから愛しているとか、死や悪魔が出たら、悪い結果になるとか、そんな単純なものではありません。

 

最も大切なのは、あなたのインスピレーションです。

 

たとえうまく判断できなかったからといって「私には才能がない、インスピレーションがない、きっと感がにぶいのね」なんて思ったら大きなまちがいです。

 

才能はすべての人が持っているのです。

 

そして生活の中にカードを利用することによって、あなたの感は冴え、インスピレーションが自由に働くようになってきます。

 

1枚引きはその占い方を努力して身につけるというものではありません。

 

日常、気軽に使うことです。

 

1枚引きをするようになると、まず確実に直感力、ヒラメキ、といったものが鋭くなったことにあなたは驚くことでしょう。

 

タロットカードを、いっぱい愛してあげてくださいね。

 

 

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