「5 法王」
キーワード 「慈愛と秩序の神」
5 法王(THE HIEROPHANT)のストーリー
高揚した気分のまま、TAROはなぜか司祭に会いたくなり、教会へと足を運んだ。
そして神に会えるような気がしたTAROは、熱心に祈りを捧げたのだった。
そんな彼に、やさしく語りかける人物がいた。
「これこれ、そこの者、そのように心が闘争的になっておっては人の心はもちろんのこと、自分自身のことも何一つわかるまい。慈愛に目覚めなくてはならぬ、宇宙の法と秩序に従い、心をもっと広く持つことだ。」
背後から聞こえる低い声。
その姿は、まさしく法王であった。
その深い言葉に、今は亡き父の存在を感じ、TAROは涙があふれ出て止まらなかった。
「正位置」の意味
恋愛
- 頼れる相手、落ちつきのある人。
- 穏やかさ。
- 尊敬から愛が始まる。
- 父性を感じさせる人。
- 家族承認のカップル。
- 紹介された縁。
- 誠実な態度。
- やさしい関係。
結婚
- 包容力のある夫。
- 家を大切にする。
- 周囲から信望厚い。
- 名声を得る結婚。
- 世話好きな妻。
- よい縁談。
- いたわり合う仲。
- 義理固く堅実。
- 財産を築く。
仕事と学問
- 弁論さわやか。
- 説得力がある。
- 資格を生かす仕事。
- 法律家、弁護士、会計士、司法書士、教師、政治家、医者、宗教家。
- 古典芸能。
- 伝統的な芸術。
健康と美容
- 名医に恵まれる。
- クラシックで気分が落ちつく。
- 瞑想をする。
- 着物。
- アンティークな服装や小物。
その他
- 寛容な心の持ち主。
- 助け合い精神。
- 目上からのアドバイス。
- ボランティア。
- スポンサー。
- 規律止しい。
- 素直。
「逆位置」の意味
恋愛
- 愛人関係になりやすい。
- 度を越えた愛を向けて嫌われる。
- 品物で相手の心を奪おうとする。
- 正直過ぎるか素直さに欠ける人。
- 頑固な人。
- 親に反対される恋愛。
結婚
- 周囲が干渉してイヤになる。
- 恋愛より条件のよいお兄合いを選ぶ。
- 不信感がつのる。
- 鈍感で無感動な相手。
- 財産があっても寂しい家庭。
- 衰退。
仕事と学問
- 何をするにも時間がかかり進歩がない。
- 不利な立場へ追い込まれる。
- 仕事や勉強の仲間から孤立。
- 上司や先生と相性が悪い。
- 協力者がいない。
健康と美容
- 運動神経が鈍い。
- 誤診される。
- 精神衛生上悪い状態。
- 流行遅れの服。
- 高いだけでセンスのない服。
その他
- 宗教心を否定する。
- 純粋さがない。
- 一人芝居。
- 無駄が多い。
- 人の和を欠く。
- 良識がない。
- 慎重さに欠ける。