当たる占い師さんは探し過ぎないこと
「いい占い師さんを紹介してください」と言う人には、「運がよかったら見つかります」と言います。
紹介すると、必ず次に「その人は当たりますか?」と聞かれます。
占いを活かすためには、この質問を卒業することです。
占い師さんを、「当たるか当たらないか」で搜しても仕方がないのです。
一番大切なのは、占い師さんのアドバイスを聞いて自分の未来が変わることです。
出会えたはずの出会いを、逃さないことです。占いは未来のことが重要なのに、当たるか当たらないかを聞くということは、過去の話を重要視しているということです。
当たるか当たらないかにこだわる占い師さん選びは間違いだと思います。
同時に、そういう人は、占い師さんの話の聞き方も間違えています。
当たるか当たらないかが、占い師さんの基準ではないのです。当たるか当たらないかは、実際のところは相談者自身の問題だからです。
きちんとした占い師さんは、未来のことを言います。
「何月にはこの道を通らないでくださいね」という未来のことをアドバイスします。「通らないで」と言われた道を通らなければ何事も起こりません。当たったかどうかはわからないのです。「何月には」というアドバイスもしたりします。
ところが、「11月はこの道を通らないでくださいね」というアドバイスを受けた人が、11月29日までアドバイスを守ったとします。
「ここまで守ったからいいだろう」とその道を通ってしまい、強盗に遭って亡くなった人もいるのです。
この占いは、当たっています。意味のない当たり方ですが…。
当たるか当たらないかは、言われたとおりにしなかった時にしか、わからないのです。
当たるか当たらないかという考え方は間違っています。
未来の不具合、未来の災いを取り除くのが、正しい聞き方です。
素直に聞けるかどうかが、大切なのです。
占いを活かすポイント
- 当たる当たらないは気にしすぎない